ラスベガスにあるLGBTにフレンドリーなホテル

アメリカで最も有名なギャンブルの聖地、ラスベガスには、観光の見どころがたくさんあります。この「シンシティ(罪の街)」はLGBTコミュニティの人たちにも人気があり、カジノで運試しをしようとする人はたくさんいます。しかし、LGBTの人たちを歓迎する宿泊施設を見つけるのは容易なことではありません。そこで、LGBTの人たちが楽しめるおすすめホテルを4軒ご紹介します。

ルクソール・ホテル&カジノ(Luxor hotel and casino)

ストリップ沿いにあるラスベガスを象徴する建物の1つ、ルクソールはエジプトをモチーフにしたホテルとカジノです。ラスベガスで最も目立つ建造物の1つであるルクソールでは、LGBTのゲスト(およびその他の関係者)のために「テンプテーション・サンデー」が開催されています。

基本的には毎週プールパーティーが開催されており、リゾート自体がゲイの人たちにとってうってつけの夏の行楽地となることから、地元のみならず州外からも人が集まります。客室に古さは感じられますが、設備が充実しているので損をしたと感じることはないでしょう。

また、このホテルはペットにも対応しています。

エクスカリバー ホテル&カジノ(Excalibur hotel and casino)

ストリップ沿いにある宿泊施設をお探しなら、その名の通り、中世ヨーロッパの城を模したデザインが特徴的なホテル兼カジノ、エクスカリバーがぴったりです。トラムやデュース(市バス)が走るロケーションに位置するので、観光にも最適です。

モダンな客室は、跳ね橋やステンドグラスのイミテーション、砲塔などの装飾も相まって、お得感があります。スイミングプールは夏季のみ営業していますが、利用するのには年齢制限があります。

リラックスしたい方のためにホテル内には小ぢんまりとしたスパがあり、アロマテラピーなどのマッサージやシャワーを利用することができます。また、ゲイのゲストのためには、日が暮れた後のエンターテインメントとして、男性ストリッパーのみが出演する派手な催し「サンダー・フロム・ダウン・アンダー」が開催されています。

アンコール・アット・ウィン・ラスベガス(Encore at Wynn Las Vegas)

ウィンホテルの名前は聞いたことがあると思いますが、ではゲイの人たちに人気の姉妹ホテル、アンコール・アット・ウィン・ラスベガスはいかがでしょうか?アンコールはラスベガスで最もロマンチックな宿泊施設の1つとも言えるほど、充実した設備を誇っています。床から天井まである窓からは、ラスベガスの壮観な景色を楽しむことができます。

LGBTにとって最大の魅力は、アンコールから車で15分のところにあるフルーツループ(ゲイバーやゲイ向け店舗が集まるエリア)です。また、ホテルから徒歩圏内のゲイエリアとしては、ゲイクラブのFun Hog Ranchなどもあります。もちろん、サウスリッジのゲイバーに行くには、デュース(市バス)がいつでも利用できます。

フラミンゴ・ラスベガス(Flamingo Las Vegas)

フラミンゴホテルは1941年の創業当時から街のシンボルとして親しまれてきましたが、その人気は今でも衰えていません。ホテルのバーでは毎週夕方以降にエンターテイメントが用意されており、ピンクのネオンがLGBTの観光客を惹き付けています。「Xバーレスクショー」は、ストリップ全体で最もセクシーで魅惑的なショーの1つです。

さらに、前述したフルーツループも車で10分ほどで簡単にアクセスできます。もし退屈することがあれば、昼夜を問わず開いている巨大カジノを試せるほか、周囲には複数の飲食店もあります。いかがでしたか?一般的にラスベガスはLGBTフレンドリーな観光地であり、LGBTの人たちを歓迎するホテルやリゾートは幾つもあります。中でもご紹介した4つのホテルはLGBTの旅行者にとって最も楽しめる場所となっています。チェックイン後は、ぜひラスベガスのナイトライフも体験してみてください。